二人目妊娠中の、上の子の「想像妊娠」の話

現在3歳の息子がおり、二人目を妊娠中です。息子には、お腹に赤ちゃんがいることをわりと早いうちから話していました。理解しているのかどうかといった反応でしたが、つわりの時など、特に赤ちゃん返りをしたり困らせたりするようなこともなく、普通に過ごしていましたし、横にならせてくれたのでとても助かりました。お腹がだんだん大きくなってくると、少しずつ赤ちゃんがいることを理解してきたようで、お腹をなでてくれたりお腹に向かって話しかけたりするようにもなりました。
そんな風に、息子が妊娠を受け入れてくれていてとても幸せなのですが、一つ不思議なことが起こりました。
それは、お腹が出始めてしばらくしたころ、「○○ちゃん(自分)のお腹にも赤ちゃんがいるの」と言い出したことです。3歳なので、幼児体型でお腹もぽこんと出ているのですが、そのお腹を私や夫がポンと軽く叩くと、「やめて、お腹に赤ちゃんがいるよ。びっくりしちゃうよ。」と言うのです。我が家は妊婦が二人になってしまいました。
そして、そんなやりとりを毎日していくうちに、イメージが膨らんだようで、お腹の赤ちゃんは双子の女の子だと言うようになりました。私のお腹には、男の子が一人いるとのことです(真相はわかりませんが…)。そして、一緒にお風呂に入るたびに、母子でお腹を触り合って、赤ちゃんの話をするのが楽しみになりました。
息子が通う保育園の先生に話したら、「園でも言ってましたよ。そういえば、最近給食食べる量も多いかも。食べづわりかな?」なんて言われたり…。私の職場の上司には、「それは、お母さんと自分が一心同体と思っているからよ。」と言われ、なるほどーと、とても腑に落ちたものです。
さて、そんな時間がしばらく続きましたが、ある日突然終わりを迎えることになりました。息子が一足先に出産したのです。保育園から帰ってきて、自分で体操袋から汚れた服を出していると、急に「生まれたー!!」と…。袋から帽子と服を取り出したのが赤ちゃんが生まれたように見えたというのです。ただ、生まれたのは一人だけでした。双子だけど、一人だけ生まれてもう一人は「まだお腹にいるよ。」とのことでした。そして翌日、やはり保育園から帰宅後、同じように体操袋を整理しながら「また生まれた!」と、もう一人も無事出産しました。
それからは、自分の赤ちゃんのことはすっかり忘れているようです。お腹を叩くと「もういないよ。」と言いますが、「いまご飯食べてる」「ここにいるよ」等、そばにいるイメージだけはあるようです。さて、もうすぐ母が出産をむかえますが、赤ちゃんと対面した時どのような反応をするのか楽しみです。